もう数ヵ月経ってしまったけれど、ペナルティとか科せられるのかな?
放置したままでいいのかな?
こうした悩みを解決する記事を書きました。
古物商許可取得後に引っ越しをして住所が変わった場合、変更届の手続きが必要です。
とはいえ、引っ越しは荷物の整理や各種手続きなどやることが多く、つい古物商許可のことを忘れてしまうなんてこともあるでしょう。
気づいた時にはかなりの期間が経過していたということはよくある話です。
古物商許可に特化した行政書士事務所で、年間100件以上の申請に携わっています。
古物商許可の住所変更を忘れた場合のペナルティ
古物商許可取得後に住所変更があった場合、変更があった日から14日以内(履歴事項全部証明書の提出が必要な場合は20)に変更手続きをする必要があります。(※自宅兼営業所の場合、営業所の変更手続きを変更3日前までに行わなければなりません。)
もし、古物商許可の住所変更を忘れた場合、下記のペナルティを科せられる可能性があります。
10万円以下の罰金
古物営業法には罰則規定があり、住所変更を放置したままにしていると10万円以下の罰金に処せられる可能性があります。
古物商許可の取り消し
もうひとつの罰則として古物商許可を取り消される可能性もあります。
2018年に法改正により、「簡易取り消し制度」という制度ができ、以前に比べて許可取り消しの手続きが簡素化されたので注意が必要です。
現在は、警察が許可者と連絡が取れない場合の取り消し手続きが非常に簡単になっているので、放置したままにしていると知らない間に許可が取り消されてしまっていたなんてことにもなりかねません。
住所変更が遅れた場合の対処
放置したままにするのはNG
先ほどもお伝えしましたが、現在は許可取り消しの手続きが簡素化されています。
ですので、放置したままにしていると知らない間に許可が取り消されてしまう恐れがあります。
気づいた時点ですぐに対処するのがベストです。
警察署に相談
住所変更を忘れて期限が過ぎてしまった場合、まずは警察署へ相談しましょう。
先ほどペナルティについて解説しましたが、多くの警察署ではいきなりペナルティを科すことは少なく、「遅延理由書」という始末書のような書類を添付することで手続きが遅れたことを許してもらえるケースが多いです。
ですので、変更手続きが遅れた場合は警察署へ電話し、
- 変更手続きが遅れた理由
- 申請に必要な書類
- 遅延理由書が必要かどうか
これらを確認することから始めましょう。
まとめ
- 古物商許可取得後に住所変更があった場合は変更手続きが必要
- 変更手続きが遅れた場合はペナルティを科せられる可能性もある
- ただし、遅延理由書を提出することで許してもらえるケースもある
古物商許可の住所変更を忘れた場合は、すぐに警察署へ相談するのがベストです。
放置したままにするとペナルティの恐れがあり、最悪の場合、許可が取り消されることもあるため注意しましょう。
不安な方はご相談ください!
住所変更でお困りの方はご相談ください。
本記事を書いた藤田行政書士事務所は古物商許可に特化した行政書士事務所です。
警察署への相談から遅延理由書の作成まですべて対応いたします。
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